チーム内の実力差なんて関係ねぇ!日本ハムの栗山監督から勝利に必要なコミュ方を学び、最高のチームを作ろう!
気の知れる仲間でチームを組み、勝利を目指している人たちに向けての投稿となります。
今回の結論は「本音で話し合い検証する」ということです。
これは2020年現在、元プロ野球選手で、北海道日本ハムファイターズの監督である栗山秀樹氏の著書である。『「最高のチーム」の作り方』に記述されている、とある場面のことなのですが、ふたつの四死球とダブルスチールで1アウト、2・3塁になったときがありました。その時に白井一幸コーチと栗山監督であるやり取りがあり、栗山監督は
「1点のリードのある場面、僕は1点もやらないという覚悟のもの、リスクは承知の上で、内野手に前進守備を取らせるように指示した」
と言っています。
それに対し、白井コーチは内野手を通常の守備位置に下げることを提案しました。要するに白井コーチは「この場面で1点取られるのは仕方がない。同点までは良しとして、逆転されないために備えよう」という考えだったようです。
その結果、
次のバッターに打たれ、同点タイムリーとなってしまい、結果的に栗山監督が自分の考えを押し通したせいで試合を落としてしまった事実だけが残りました。
試合後白井コーチは当然「あのケースはその後のいろんなことを考えると、確率的に1点を上げてもよかったのではないか?」と言い、なぜそのような考えに至ったか、その主張の根拠となる分析を丁寧に栗山監督に説明したそうです。そして最後に、
「あの場でそこまで説明できなくてすみません」と謝ったそうです。
その白井コーチの対応対し、栗山監督は
「それが正解だと思う。でも、ごめんなさい。本当に申し訳ないんだけど、もう一回同じことがあっても、あのシチュエーションは勝負しなければいけないとオレは思う」
と返答しました。栗山監督の考えの根源を見ると、「野球の結果うんぬんではなく、勝負すべきところでは勝負しなければならない。リスクを負わなければ、大きいものを得れないから。」というものです。
このやり取りだけでは一見「頭の固いわからずやの年寄りだな~」という印象を栗山監督に持ってしまう人もいるかもしれませんが、ここで最も大事なのは、
『そう言った一つのシーンを本音でぶつけ合って検証して、もっといいやり方はなかったのか?』
そういう会話ができることに真の意義があると述べております。そしてこれが、白井コーチをはじめとする他のコーチ陣への絶大的な信頼に繋がっているとのことです。
なので、オンライン対戦ゲームでも、試合結果から、「もっと打開時はスペシャルを合わせるべきだったんじゃないか?」「そこは一人で突っ込みすぎなんじゃないか?」などの反省会が行われていると思いますが、最も大事なのは
- 本音でぶつけ合って、そのぶつかり合い結論を出す
- 出た結論を次に検証してみる
ことであると言えるでしょう。ここにウデマエ差や実力差は関係ありません。ただし注意点として、伝達方法だけは考えましょう。適切な伝達方法がわからないという人は、私が過去に投稿した、
「固定チーム作ったはいいけど運営むつかしすぎ!」という方のための伝達系脳トレーニング方法を説明してみた!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/04/124059
に記述しているので、そちらを参照ください。
今回参考にした本では、
他にも監督自身が体験した話や、過去の栗山監督自身からどのように改善していくかなどが書かれているので、興味のある人は一度手にとってみてはいかがでしょうか?
また、当ブログでは他にも、
「あ~もう仕事忙しい!ゲームできねぇ!」という口癖が日常の貴方に圧倒的生産性事例を元に改善案を提案してみた!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/08/113304
「キッズムーブうざ!」味方の稚拙プレイにイライラするなら子育てママの怒りをコントロール手法を使ってイライラを回避しよう!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/08/101403
貴方が真にゲームがうまくならないのはこれが原因かも?セルフ・アクセプタンスを理解し超集中力を手に入れよう!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/06/132043
「動画見ても全然活かせない!上達しない!」と悩む方必見!思考を整理する方法紹介!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/03/175013
等、本による知識を対戦ゲームでの応用方法について解説しているので、興味のある方はご覧ください。
今回は以上となります。
本投稿が貴方の快適なゲームライフの一助になれば幸いです。
閲覧ありがとうございました。
さようなら~
参考文献:栗山秀樹(著),「最高のチーム」の作り方