色々考えてみた!リアン

色々考えてみた!リアン

このブログではスプラトゥーンのブキ、ステージ、ルールの解説を動画付きで解説していきます。また、対人ゲームで勝つ上で必要な知識も発信して行きます。

「もうやめた!俺には才能なんてない!」と投げて三日坊主になるあなたがなぜできないのか脳科学を元に解説してみた!

こんにちはリアンです。

よく「俺には才能がない。そもそも長続きしなくて負けるとすぐにゲームをやめてしまう」という方がいますが、今回はそういうやり抜く力がないという方に向けての投稿になります。

 

これは国立研究開発法人、国立精神・神経医療センターによる研究【1】なのですが、この研究は65人の健康な参加者を募り、数十分程度の短期的目標達成課題として、ハノイの塔というパズルを最後までやり抜くことを目標に実施されました。そして、課題実施前に計測した脳のMRIデータを用いて、やり抜いた人と途中で諦めた人を比較するという方法で研究しております。

この研究で何がわかるかというと、やり抜いた人と諦める人で、脳内にどのような差があるのかということを明らかにしたというわけですね。そしてこの研究結果としては、

 

やり抜いた人と途中であきらめた人を比較すると、前頭極にある灰白質の体積とその近傍にある白質の拡散異方性に差がありました。

 

と記述されております。この灰白質の体積とその近傍にある白質の拡散異方性って脳のどの部分のこと?と思われると思いますが、わかり易く言うと、そもそも灰白質(かいはくしつ)とは、中枢神経系の神経組織のうち、神経細胞の細胞体が存在している部位のことです。これは脳の中に複数存在するのですが、この複数存在する中で前頭極、つまり額の裏側にある部分の灰白質や周辺の白質に差が見られたということですね。

また、それだけだと「いや、それって偶然じゃないの?サンプル数65人だし・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、この研究はそれだけでなく、

 

異なる2つの長期目標達成課題(1ヵ月間毎日30分の指運動学習と3ヵ月間毎日1時間の英語学習)の参加者が、最後までやり抜けそうか否かを予測したところ、80パーセント以上の精度で正しく予測することができました。

 

という風に、自分たちがやり抜く人とやりぬけない人の差が正しいことを灰白質とその近傍にある白質の拡散異方性にあることを証明するために、予測も行ったということですね。それで80%以上予想が的中したということで、おそらくこの結果に間違いはないんじゃないか?という可能性を潰していったということです。

 

ここまでの話では、三日坊主になるようなやり切る能力が低い人は、脳のは前頭極(だいたい額の裏側)の灰白質や白質に差があるということでした。

 

じゃあやり抜く力を身につけたい場合はどうすればいいかというと、この前頭極を鍛えればいいわけですね。

それについては様々な論文ですでに明らかにされており、そのひとつとして運動が上げられます。これはチャンネル登録者数が1800万人の人気チャンネル「TEN」で上げられた動画なのですが、

 

The brain-changing benefits of exercise | Wendy Suzuki

https://www.youtube.com/watch?v=BHY0FxzoKZE

 

この動画ではプレゼンターの自らの経験も踏まえて運動が前頭葉にどれほど影響与えるかというものがわかりやすく説明してくれています。なので、前頭極を鍛えるために迷った方はとりあえず日々のゲームライフに運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

また、その他にも瞑想も非常に効果の高いことが様々な研究で触れられていますが、今日の所はここで筆を止めておきます。(すでに結構長くなってしまっていますがw)

ここまで参照してくださってありがとうございました。

 

また、当ブログでは他にも、

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等、本による知識を対戦ゲームでの応用方法について解説しているので、興味のある方はご覧ください。

 

 

本投稿が貴方の快適なゲームライフの一助になれば幸いです。

閲覧ありがとうございました。

さようなら~

 

参考文献:

【1】脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発 ~目標の細分化が脳を変化させ達成を支援

https://www.ncnp.go.jp/up/1587973590.pdf