ゲーム暦=勝率が高いは違う!じゃあシリーズ系の対戦ゲームは何が関係するの?というお話
こんにちはリアンです。
これはツイッターなどでよく見るコメントですが、
「何年もやってるけど一向に上達しないんだよね~」
「このシリーズ面白いんだけどぜんぜんうまくならない!なぜだ!?才能ないのか?」
というコメント見ます。
そもそもゲーム暦=勝率が高いってのが違うのですが、今回なぜそれが違うのかという一説を唱えてみようかと思います。
- なぜゲーム暦=勝率が高いじゃないの?
これは以前私が取り上げた内容ですが、プリンストン大学でゲームの練習量の約25パーセントは練習量で決まり、才能ではない!という話をしたと思います。この研究が間違っているわけではないのですが、ただ、さらに細かいジャンルに分けた研究が近年行われており、例えばこれは、2019年に行われた研究【1】なのですが、この研究では、かの有名な鉄拳7を対象とし、そのゲームをプレイする27人のプレイヤーを調査した研究になっています。この研究は面白いことに、
①ゲームスコア
②プラットフォーム
③業種
④最終学歴
⑤運動習慣
⑥運動頻度
⑦ゲームプレイ頻度
⑧総プレイ時間
など様々な要因を考慮して、色んな面からゲームスコアを評価しているようです。そして肝心の研究結果では、
ゲーム上達のためにはある程度の練習時間と頻度が必要である、という結果は、3D対戦型格闘ゲームの処理情報の膨大さと、習慣づけによるゲームシステムへの慣れの関連性が予想される。
となっています。また、
鉄拳シリーズにおいては、ゲームスコアとゲーム歴を照合した結果、『鉄拳5』からのプレイヤーが最も強い。
という結果が出たそうです。ちなみになぜそのような結果が出たかというと、
『鉄拳7』に搭載された「スクリューコンボ」システムは、『5』までの古来のシステムを踏襲した上で、「特定の技が空中でヒットするときりもみ状態(スクリュー)となり、空中コンボが持続する」といった、『鉄拳』古来のゲーム性(「空中コンボ」を主体とした空中での技展開)に回帰した側面がある
とされているようです。ここまでの話をまとめると、要するに、この鉄拳というゲームシステムの話だと思うのですが、過去シリーズで強かった戦法が、新しく出たこのゲームでは勝つ上で重要であり、すでにこの戦法を熟知し、それを習慣づけによるゲームシステムへの慣れがプレイヤー同士の勝敗を分けた。というわけですね。
このように、シリーズ物の対戦ゲームでは、過去作品の中で、現代で使える戦法はなんなのか?を理解して現作品にフィットさせているプレイヤーが強いということです。
なので、現在対戦しているゲームがシリーズ物であるならば、まず最新作品のゲームシステムを熟知する。そして一概に練習ばかりするのではなく、過去作品も振り返って、現在の最新シリーズに合う戦法がないかを探す。もしくはすでに身に着けているのであればそれを意識して使う。という方法を取れば、現在よりも勝率は上がるかも知れないよ?というお話でした!
といってもまだまだサンプル数が少ないので、さらに重要な要素が含まれる可能性も否めませんが、まぁこんな話もあるよね?って程度で頭の中に入れておけばいいのではないでしょうか!
今回は以上となります。
また、当ブログでは他にも、
「あ~もう仕事忙しい!ゲームできねぇ!」という口癖が日常の貴方に圧倒的生産性事例を元に改善案を提案してみた!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/08/113304
「キッズムーブうざ!」味方の稚拙プレイにイライラするなら子育てママの怒りをコントロール手法を使ってイライラを回避しよう!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/08/101403
貴方が真にゲームがうまくならないのはこれが原因かも?セルフ・アクセプタンスを理解し超集中力を手に入れよう!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/06/132043
「動画見ても全然活かせない!上達しない!」と悩む方必見!思考を整理する方法紹介!
https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/05/03/175013
等、本による知識を対戦ゲームでの応用方法について解説しているので、興味のある方はご覧ください。
本投稿が貴方の快適なゲームライフの一助になれば幸いです。
閲覧ありがとうございました。
さようなら~