色々考えてみた!リアン

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このブログではスプラトゥーンのブキ、ステージ、ルールの解説を動画付きで解説していきます。また、対人ゲームで勝つ上で必要な知識も発信して行きます。

「固定チーム作ったはいいけど運営むつかしすぎ!」という方のための伝達系脳トレーニング方法を説明してみた!

スプラトゥーンでは

「塗りがほしいっていうけど、オレこの武器もちたいねんねけど・・・」

「この編成はリールないのはあかんくない?アーマー二枚もいらんと思うから誰か武器かえてほしい・・・」

 

などとゲームでチームを組んでいる人は、日常的に他の人とコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨し上を目指していると思います。

 

そんな中で、時にはメンバーとの意見の食い違いがあったり、少し険悪な雰囲気なってゲームが楽しくなくなってしまう。なんてこともあるかもしれません。そんな状況を回避するためには、自分のいいたいことを正確に理解してもらうために、やはり「伝達力」が必要不可欠でしょう(そもそもの前提として本人の性格上の問題などもあるかもしれませんが、ここでは省きます)。

なので、今回その伝達力の鍛え方をについて、私が読んだ本の知識を使い、その知識をどのように応用するかをご紹介します。 

 

これは加藤プラチナクリニック院長であり、医学博士である加藤俊徳さんの著書である『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』に記述されていることなのですが、脳にはいくつもの番地が存在し、例えば思考を司る番地、他にも感情を司る番地、さらには伝達系を司る番地や、記憶を司る番地があるとのことです。

 

今回焦点を当てるのは、この『伝達を司る番地』です。そして、伝達脳を鍛えることによって、自分の言いたいことをチームメンバーに正確に理解してもらい、日々の実力向上に役に立ってもらうが、今回の趣旨となります。

 

では本題に入ります。どうやってこの伝達脳を鍛えるかというと、今回は三つ記述します。

 

一つ目は、

【相手の話に3秒間の「間」を空けて応じる】

なぜかというと、例えばこんな実験があり、被験者に図Aを見せた上で、「続いて図Bが出ます。それまで図Aをよく見て覚えください。後でどんな図だったか説明してもらいます」と指示していきます。そして、図Bが出るまでの時間を少しづつ長くしていき、脳がどのように働くかを調べました。その結果、人間の脳は最大でも【6秒間】は休むことなく働きつづけるが、それ以上の時間が超過すると、働きが鈍くなるという結果が出ました。

その結果から、さすがに人間の会話で5~6秒も間が空くと長すぎるので、約3秒間を空け、間を作ります。そして間を作ると、自分のコメントに対して相手の反応に違いが生まれます。

これはもしメンバーと意見が食い違ったり、険悪な雰囲気になりそうな時でも有効で、あえて3秒の間を置くことで、怒りの感情も収まることがあります。ちなみになぜこのようなことが起こるかというと、相手の発言に対してすぐ返答するということは、相手の発言を断ち切っているということ、それではお互いに適切な伝達をすることができません。そこで、一呼吸できる時間があることで、相互理解が深まるということです。この一呼吸という意味でも3秒の時間が適切ということですね!

 

二つ目は

【選択肢を三つ考えながら話をする】

例えば「今週いつ練習する?」などの練習予定を決めると思います。そんな時にメンバーの中では口下手でうまく言葉で伝えられない人がいるとすると、「今週なら火、水、金は大丈夫かな、その三日は練習したいんだけどどう思う?」とあらかじめ選択肢を準備して質問することで、相手を楽にします。

さらに、選択肢を準備するためには、相手に対する分析や伝え方への工夫などの作業が必要なので、この作業が伝達脳を鍛えるトレーニングになるということです。

これはコミュニケーションを必要とする仕事でも言えることですが、自分のプランを話すときや、重要事項について話すときでも

「相手にとって最悪な条件」

「相手にとって最もいい条件」

「現実的に考えて相手が納得する妥協条件」

と相手が考えうるパターンを先読みしていると思います。このように日々仕事で思い当たる節がある人は、いつのまにか伝達脳が鍛えられているのかもしれませんね!

 

三つ目は

【自分の目標を身近な人に、後から見返して残る形で伝えてみる】

「自分はXP26を目指したい!」「次の大会ではあのチームが出るからその大会で結果を残したい!」などという明確な目標を持つと、モチベーションを保つ上でも必要なことですし、相手からしてみれば

「なぜその目標を立てたのか?」

「実現するにはどのような計画でやっていくのか?」

などと疑問を持たれるので、その筋道を立てて説明する必要があります。メンバーの中には年代が違う人もいるかもしれませんし、色んな課題が出てくると思います。それらの課題と向き合い考えることによって、伝達脳が鍛えられるというわけですね!

 

今回参考にした『アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書』では他にも思考力を鍛えるにはどすればいいか?記憶力を鍛えるにはどうすればいいか?など、脳の色んな場所のトレーニング方法を記述しているので、興味のあるかたは是非一度手にとってみてはいかがでしょうか?

 

今回の説明は以上となります。

閲覧ありがとうございました。

本投稿があなたの快適なゲームライフの一助になれば幸いです。

ではさようなら。

 

参考文献:アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2010/3/15 加藤 俊徳(著)