色々考えてみた!リアン

色々考えてみた!リアン

このブログではスプラトゥーンのブキ、ステージ、ルールの解説を動画付きで解説していきます。また、対人ゲームで勝つ上で必要な知識も発信して行きます。

「キッズムーブうざ!」味方の稚拙プレイにイライラするなら子育てママの怒りをコントロール手法を使ってイライラを回避しよう!

「なんで今のタイミングでホコ持つん!?お前ちょっと考えろよ!!!」

「そんな時に前行ったってあかんことがなぜわからない!?」

「あきらめるん早すぎやろ!はよこっちこいぃぃぃぃ!」

 

 

等とプレイ中に発言している貴方に向けての投稿となります。Youtube上では色んな対戦ゲームで色んな解説動画が出回っているわけですが、そのゲームにおける常識というものがすぐに画一化されます。そんな世の中で、勝つことを目指すシステム中で、勝つ上で必要な当たり前のことをしない人がたまにいます。そういった、共感能力や想像力が非常に乏しく、画面の前には同じように人がおり、自分のする行動が相手にどのような不快感を与えるか想像できていない人(正しく言えば想像できていないようなプレイをする人)に対して不快感を感じて、ゲームを楽しくできないことは非常にもったいないように思えます。

なので、今回はキッズムーブに対してどのように怒りをコントロールするかについて解説していきます。

 

これは元名古屋大学大学院教授で、MP人間科学研究所代表の榎本博明(えのもとひろあき)さんが記述した『子供への怒りを上手にコントロールできる本』にも書かれてあることなのですが、その中でゲームプレイ中にも使えそうな手法がいくつかあったのであったのでそれを例を挙げてわかりやすく解説致します。

 

一つ目

ナレーション方法

これは実況中風に自分の心理模様を描写する方法です。参考著書による例では、子どもの生意気な言葉に、『あなたのためを思って言ってるのに、何よ、その態度は!』と、ついにブチ切れそうです。我慢できるか、お母さん。それとも、ここで大噴火か。一触即発の険悪なムードになってきました」や

 「いくら注意してもまったく無視。『いい加減にしなさい!』と怒鳴っても、まだ無視してゲームに熱中する息子。さて、どうする、お母さん。怒りが込み上げてきて爆発寸前です」というようなナレーションを加えることを推奨しています。

これをゲームに例えるならば、変なタイミングで攻め込む野良の味方がいる場合は「おっ!ホコを無視して前に言ってしまい、味方にルール関与を完全に任せてしまっているという行動が一人のスプラプレイヤーをイライラさせる原因を作ってます!」というように、自分の心理状況を声に出して発言するということになります。

その様子が馬鹿らしくなってきて少し笑えてきますね 笑

 

二つ目

記述方法

この方法は自分の怒りの感情をその出来事から切り離す方法として使えるでしょう。参考著書による例では寝る前の開き時間などに、

「せっかく子どもが好きなハンバーグをつくってあげたのに、おやつを食べすぎたせいで残したから、ものすごく腹が立った」

 「何度注意してもゲームをやめないからゲーム機を取り上げたら、口汚くののしって、ほんとにムカついた」

などを記述するように推奨しておりますが、これをゲームに例えると

「0キル5デスの味方のせいでXPが30も下がった」

「エリアを塗るべきタイミングで塗らず、すぐに前に出て無駄ですを繰り返していった」

というような感じになるでしょうか。

なぜこのやり方を推奨されるかというと、それを改めて読み返すと、それほどムキになって怒るほどのことでもなかったと思えたり、「あれ?そんなこといったって現実なんも変わんなくね?」と、怒りの感情は「文字」という形に客観化されることにより、感情を引きずらずコントロールしましょうという戦法です。

 

三つ目

仲間ネットワーク活用方法

これは「カタルシス効果」というものなのですが、腹が立つことや悔しいことがあった時、そのことを誰かにブチまけることでスッキリするという、要するに胸の内に溜め込んだ思いを吐き出すことでスッキリするというものがあります。

もしゲームでも理不尽な目にあったときは、共通の趣味を持ち、気安く話せる仲間がいると、気持ちが楽になり、解決策をアドバイスしてもらわなくても、ただ聴いてもらえるだけで気分がスッキリし、心の状態を前向きに保つことができるということですね。

 

最後になりますが、そもそもの前提として、自分なりのストレス解消法(これをストレス・コーピングと言います)を見つけることが最終目標です。なので「こんなん試したことあるわ!」という人はスルーしても構いません。その中でも「してるっちゃ知ってるけど試してはいなかったな~」や「全然知らんかったわ!」などと思った方は一度実践してみて、貴方なりのストレル・コーピングを見つけてはいかがでしょうか?

 

また今回参考にした本では、他にも相手の性格特性に合わせた自分の感情のコントロール方法が多く記述されているので、興味のある方は手にとってみてはいかがでしょうか?

 

今回は以上となります。

本投稿が貴方の快適なゲームライフの一助になれば幸いです。

閲覧ありがとうございました。

 

参考文献:榎本博明(著),子どもへの「怒り」を上手にコントロールできる本―怒ってばかりの毎日が変わる!