色々考えてみた!リアン

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このブログではスプラトゥーンのブキ、ステージ、ルールの解説を動画付きで解説していきます。また、対人ゲームで勝つ上で必要な知識も発信して行きます。

ゲームは一日一時間というオックスフォード大学の研究+慶應義塾大学で明らかになっているゲームと進学実績による現状最も正しいゲームプレイ時間について

みなさんこんにちはリアンです。

日々我々ゲーマーは一日にたくさんゲームをプレイしていると思います。そんな中過去に私は、

 

脳科学的に見てあらゆるジャンルのゲームで脳の異常をきたしてバカになるというお話・・・がそれは違うんじゃない?というお話

https://riannbunnseki.hatenablog.com/entry/2020/09/23/061758

 

と、ゲームによって我々の脳にどのように影響しているか、その危険性の説を発信していきました。

その中でまだこのブログでは、ゲームのジャンルとその脳への影響は唱えましたが、ゲームと時間の影響については記述していなかったと思い、今回は科学からみた適切なゲームの時間についてのお話をしたいと思います。

 

1.適切なゲームな時間とは?

これは有名な研究ですが、オックスフォード大学のオックスフォード・インターネット・インスティチュートの研究員であるAndrew Przybylski博士率いる研究チームが、イギリス全土の10歳から15歳の子供5000人に対して、ゲームに費やす時間とともに生活への満足度や友人との関係性などを質問し、ゲームの時間と生活への影響を調べた研究1)があります。この研究によると、

 

1日1時間以内のビデオゲームは子供達に良い影響を与える

 

という結果が出たそうです。この良い影響とは社会性や生活満足度が高くなったということです。この研究によりゲームは悪影響というわけではなく、適切な時間においては日々の生活にいい影響を与えてくれるということが明らかになったのです。

 

2.でもそれって外国の調査でしょ?日本じゃちょっと変わってくるんじゃない?

ただ、このオックスフォード大学の研究は有名ですが、日本でも近年さらに詳しく行われた研究があります。

これは慶應義塾大学の田中辰雄氏による研究2)なのですが、15,000人に過去を振り返ってもらうサーベイ調査を行い、プレイ時間数と進学実績について調べられました。その結果は・・・

 

中学生の場合、閾値は平日のプレイ時間1時間であった。平日のプレイ時間が1時間を超えると進学実績は低下するが、1時間未満ではむしろ進学実績は向上する。

 

という結果になりました。やはり日本でもオックスフォード大学の研究結果と同じようですね。この研究でさらに明らかになった点として、平日のゲームのプレイ時間が1時間未満であれば、むしろゲームをプレイしている人の方が進学校への進学率が高いという結果を得たという結果は非常にゲーマー中学生には朗報ではないでしょうか?これまでゲームは脳に悪影響を及ぼすとまで言われていましたが、それは時間を考慮に入れていなかったことで招かれていた誤解かもしれないということですね。

ちなみにですが、さらにこの研究を見てみると、中学校での平日のゲームプレイ時間が1時間延びると偏差値60以上の進学校への進学率が3.8%ポイント低下し、3時間プレイすると10%ポイント近くになるとも記述されています。ですので、やはり適切な時間を論ずるとすれば、ゲームは一日一時間!が現代科学では正しいようです。

 

3.まとめ

これらの研究結果をまとめると、ゲームは一日一時間以内にすると生活への満足度が高く、社交性もあがる子供になる。そして学力も上がる。ただし一時間より多くゲームをすると、学力も下がり、生活の満足度も下がるというわけですね。

今回は以上となります。

また、当ブログでは他にも、

 

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等、本による知識を対戦ゲームでの応用方法について解説しているので、興味のある方はご覧ください。

 

本投稿が貴方の快適なゲームライフの一助になれば幸いです。

閲覧ありがとうございました。

さようなら~

 

参考文献:

1)Electronic Gaming and Psychosocial Adjustment,Andrew K. Przybylski, PhD,University of Oxford, Oxford, England

2)ゲームによる学力低下閾値はあるか―想起による大規模調査―,田中辰雄,慶應義塾大学経済学部